家計の把握はめんどくさい・・・、でも付けると見える効果とする意味！

年間（毎月）の貯蓄額を増やしたい！！！

お金の悩みの中で最も相談が多く、最も重要なのがこれ。

そもそも増やしたくないと言う人はいないでしょう。

たとえ資産がどれだけあろうと、年間で赤字が続いているといつかは確実になくなります。

それ以上に、減っていくというのは精神的につらくなっていき、いつか病んじゃう・・・

家計を改善するために付けるが主な目的ですが、もう少し別の使い方もできるのでご覧いただきたいです。

赤字家計は携帯の電池の感覚と似ている

携帯の充電と同じでしっかりあれば気にもしないストレスのない状態ですが、赤くなったぐらいから急に焦りませんか？

やべっ！と思ってから間に合えば良いですが、ただの金属の板になったことがある人が多いことでしょう（私も何度もあります）

とりあえず充電したい、ちょっと高くでも充電できる場所や機器を買いたいと頭がいっぱいになって、もっと早く充電してれば良かったと思いませんでしたか？

お金もいっしょです。

スマホの充電はすぐできますが、お金はすぐに貯まらないのでいち早く手を打っておく必要があります。

めんどくさくても一回は調べてみよう

今の家計が赤字なのか、黒字なのか雰囲気で｢まーなんとなく黒字ちゃう？｣や｢たぶん増えてはないけど減ってはさなそう｣と感覚で捉えている人は多いと思います。

ぶっちゃけそれで上手くいってるなら良いでしょうが、もっと貯めたいやもっと改善したいと思うなら家計の把握は絶対に必要です。

とは言ったものの・・・

わかります、これがめんどくさいんですよね？

わかっちゃいるけど・・・というやつですよね？

便利なアプリとかがあるのは知ってけど、そもそも知ったところでなんですよね

本当に何回もこういう声は聞いてきましたが、一回調べて見直した方の多くは（だいたい8割ぐらい）調べてみてよかったとなっています。

時間もそんなかかりません、ばーーーっと勢いでやっちゃってください

一回見てみるだけでも思っている以上に役にたちますよ！

家計を把握するメリット

家計を把握する、家計簿を付けるというのは良く『お金の健康診断』といわれますが、まさにそうだと思います。

家計を把握するメリットは、

お金を通じて自分の個性がわかるところ

家計を調べてみると自分の癖がよくわかります

見直すために家計を調べるんですが、それと同時に自分必要な生活費が見えてきます。

自分に必要な生活費が見えたら、現在の総資産から計算して何かあって働けなくなった場合でも何ヶ月は大丈夫そうだという計算ができ安心感がわきます。

例えば、月の生活費が20万円、総資産が300万円なら、1年3ヶ月は働かなくてもどうにかなるということがわかります。

お金の問題は生きている限りずっとつきまとってきます。

少しでもストレスを下げるためには、こういう実際の計算をすることでわかる安心もあります。

さらに、自分が何にお金を使って満足感を感じているかがわかることです

例えば、一般に悪とされるゲームアプリの課金もその5,000円で楽しい時間が過ごせるなら良いと思います

問題は、その金額と自分の中で優先度の低い項目を下げて調整することです

私も大学時代はパズドラに課金する3,000円を捻出するために昼ご飯を1週間抜いたことがありますが、つまりそういうことです。（あまりよくない例です笑）

他の人と比べて良いところを伸ばし、改善点を見つけれるところ

さきほどの自分の個性と同時にやばっと思うことも見えます。

｢すっげえ食費かかってるなー｣、とか｢え・・・携帯代エグいんだけど・・・｣など、マイナスの面炙り出されます、こうなるので調べたくないという人がいる気持ちもわかります。

不健康なことは知ってるので、わざわざ健康診断に行ってさらに落ち込みたくないという心理と同じです。

健康診断も基準値からどれだけずれているか、基準値内かを見ますが家計もそうです。

良い家計とのどれだけ離れている、または近くにいるかで改善の余地があるかを見ます

炙り出された改善箇所は少しの工夫でどうにかなることが多いです

閉じたい目がぐっとこらえて向きあっていきましょう

目指したい先がわかるところ

自分の個性、改善点がわかると次に目指したい姿がわかってきます。

自分はどういうことにお金を使いたくて、どういうところを節約しようと具体的にわかってきます。

ある人は、早期退職するっ！と気合いが入り、生活費から逆算し5年分の生活費を貯めて5年早く早期退職。

ある人は、会社の環境が嫌で転職したいから、6ヶ月分貯めよう。

ある人は、思ったよりゆとりがあるから、今のうちに海外旅行行こうなどなど

お金の計画を立てることができたら、人生の大部分は自分の好きなように送れます。

結局生きてるかぎりお金はトップ3ぐらいに重要ですが、自分のお金について真剣に向き合う時間が少ないように思います。

自分の現状を知って見直しを書けていくことは人生の満足度に大きな影響を及ぼします。

どうか一度向き合ってください。

次は家計の付け方について触れていきます

マトシ

現役銀行員（個人営業歴8年以上）・FP

独立を目指す33歳、現役銀行員。
経済情報とFP相談内容の提案。
銀行員としてのするべき営業や利益は無視し、本当に良い情報と相談に徹します。